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TOP > お知らせ > 第57回 算数・数学講演会のお知らせ
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この講演会は終了いたしました。多数のお申込み、ご参加ありがとうございました。
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テーマ : 「算数的活動とハンズオン・マス」
_時 : 平成23年10月30日(日)  ※ 午前10時〜4時20分
_所 : 財団法人研数学館 (東京都千代田区西神田2−8−15
参加費 : 無料(要申込み・定員有)   
定員に達しましたので、お申込み受付を締め切りとさせていただきました。
当日受付は致しかねますのでご了承ください。
※ 当日は座席指定となりますのでご了承ください。
※ 当日はハンズオン・マスの実技を行いますので以下のものをご持参ください。
 「はさみ、セロテープ」  (一部内容が変更となる場合があります)
 【午前の部】 午前10時〜午後12時
 1.やってみましょう、ハンズオン・マス1−サッカーボールを作ろう−(60分)
ハンズオン・マス研究会 : 前 横須賀市立桜小学校校長
福岡八重子先生
 実際に折り紙を使ってサッカーボールを作ります。「正方形」の折り紙から、「正三角形」を折り込み切り離します(これは学習指導要領解説書に示されている活動です)。
 それをさらに折って「正六角形」を作ります。同じものを20枚作り、セロテープでつなげれば、『穴あきサッカーボール』の出来上がりです。
 頭の中だけで理解するのではなく、自らの手を動かして作品を作れば、サッカーボールは、正20面体の頂点のところを切り落とした形(切隅20面体)であることがよくわかります。
 NHKの番組でかつて放送された「サッカーボールのひみつ」も見てみましょう。
 
 2.やってみましょう、ハンズオン・マス2−授業の中での「ハンズオン・マス」−(60分)
ハンズオン・マス研究会 : 目黒区立八雲小学校教諭
守屋 大貴先生
品川区立小山小学校教諭
上田麻衣子先生
杉並区立高井戸第三小学校教諭
吉田 映子先生
▼提案1 数量関係教材から「変わり方」(質疑含めて30分)
 授業実践例を紹介します。(学習指導案付き)
 4年生以上に設定されている「変わり方」単元から、「ハンズオン・マス」の視点で、実際の授業実践例を提案します。
▼提案2 量と測定教材から「長さ・かさ・重さ」など(質疑含めて30分)
 授業実践例を紹介します。(学習指導案付き)
 下学年で扱われる「長さ」や「かさ」、「重さ」の中より「ハンズオン・マス」の視点からの授業実践例を紹介します。
 【午後の部】 午後1時15分〜午後4時20分
 ※ フリートークタイム(30分)
 ハンズオン・マス研究会のメンバーと、気楽に話し合う時間です。パネルなどもご覧いただき、なんでもお聞きください。
 
 3.盛山隆雄の「低学年のパターンブロックを使った数と計算の指導」(50分)
講師 : 筑波大学附属小学校 教諭:
盛山 隆雄先生
 パターンブロックを使った1年生のたし算やひき算の指導や2年生のかけ算の指導について具体的な事例をもとにお話をします。
 パターンブロックは、図形指導に使われるものと思われがちですが、数と計算指導にも有効 です。パターンブロックの魅力をお伝えできればと思います。
 
 4.やってみましょう、ハンズオン・マス3−教材としての「ペントミノ」−(45分)
ハンズオン・マス研究会 : 平川市立金田小学校教諭
岩崎和佳子先生
渋谷区立鳩森小学校教諭
平林 千恵先生
 合同な正方形を5個つなげた形を「ペントミノ」といいます。辺と辺がずれないようにつないでいけば、全部で12種類作れます。教材カタログにもプラスチックで作られたものが載っています。これはパズルなどでよく知られたものですが、これを算数教材として扱ってみようと思います。はたしてどんな教材が出来るでしょうか。例えば、これを作る過程で「合同」の概念を押さえることが出来ます。「裏返しても同じ」「回しても同じ」「ずらしても同じ」などといった操作をとおして重複の内容に作るからです。また、方眼を敷き詰めるようなゲームを考えれば、敷き詰め感覚を磨くこともできます。さらに長方形や正方形の方眼用紙をペントミノを使って埋められるかどうかといった課題に対して、5の段の九九の答えと方眼のマス目の数を使って論理的に説明させる活動もできます。
 
 5.ハンズオン・マスの意義(50分)
講師 : 筑波大学 教授:
坪田 耕三先生
 算数授業の中で子どもが実際のものを使って活動するのは、頭の中により具体的な映像を描くためです。このことが想像力を高め、やがて新しいことを発見する力となっていきます。
 具体的な事例で、それらのことを再確認していきたいと思います。
 
※ 参加ご希望の方は、こちらよりお申込みください。折り返し参加票をお送り致します。
※ 当日ご参加いただいた方には、修了証をお渡しします。
※ 会場の都合上、定員に達しましたら締切とさせていただきます。

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